契約主夫殿オ・ジャクトゥ
ストーリー
番組制作会社で働くやり手プロデューサーのスンジュは、「私は仕事と結婚したの」と豪語する独身主義者で、恋もせずに仕事一筋の生活を送っていた。
ある日、出張で数日家を留守にするため、旅行者に部屋を間貸しすることに。
しかしその間に自宅で殺人事件が発生。
帰宅したスンジュは血だらけの死体を目撃し、トラウマを抱えてしまう。
警察からの帰り道、スンジュは突然家の前で何者かに襲われ、すんでのところで屈強な男性に助けられる。
オ・ジャクトゥと呼ばれるその男はスンジュが亡き叔母から譲り受けた山に住む薬草採りで、山でリゾート開発が予定されていると知り、開発中止を訴えに権利者であるスンジュを訪ねてきたのだった。
事件のトラウマで独り身が怖くなったスンジュは、硬派で腕っ節の強そうなジャクトゥに、リゾート開発を止める代わりに自分と結婚するように迫る。
別れた初恋の人を胸に抱きながらも、どうしても家を守りたいジャクトゥはスンジュの提案を受け入れる。
こうしてジャクトゥはスンジュに婿入りし、“ニセ婚”生活がスタートする。
オススメ度 ★★★★☆
正直、タイトルからは面白くなさそうなドラマだなぁと思っていたので、放置していたのですが・・・
ストーリーが怪しくて、古くさい感じがしてたので、どうもイマイチかなと思いましたが、見ていくうちにはまってしまいました。
韓国ドラマってこういうのが時々ありますよね。
最初はとっつきにくいけど、次第に面白さがわかるようなやつです。
なんといっても、いきなり知らない人と、生活圏も文化も違うような人と一緒に生活しようとしちゃうんですもんね。
ドラマが進むにつれ、最初はまったく見ず知らずのアカの他人だった二人が、段々それぞれの事情を知り仲良くなっていくのが微笑ましい感じです。
更に周りを取り巻く、スンジュの家族や友人、仕事仲間達、ジャクトゥの元恋人や知り合いのおばあさん達など個性的で絡みがなかなか面白いです。
超山奥で一人で暮らして、都会の生活に慣れていないジャクトゥが次第に慣れていく場面もなかなか面白い感じです。
ヒロインのスンジュを演じる方はどこかで見たことがあるなと思ったら、結婚契約の方でしたね。
結婚契約ではどちらかというと大人しい性格だけど芯が強く、愛情が深い感じのヒロインを演じていましたが、今回のこのドラマではどちらかというと、自己主張が強く、サバサバしてて一人で強く生き抜いていく女性という感じです。
この女優さんがドラマでのキャラが以前と正反対のような感じなので、見ていて演技が上手だなぁと感じます。