花と将軍12話 新たなライバル
歓迎の宴で伊諾の腹に一物あると感じた玉瑾は伊諾を牽制し、葉昭に勧められた杯を自ら受ける。
その姿を頼もしく思った葉昭は、泥酔した玉瑾を優しく世話をする。
翌朝、趙玉瑾は記憶がなく彼女に手ごめにされたかもと心配になるが、一晩中介抱してくれたと知って感謝する。
葉昭は使節団の接待として伊諾と妓楼へ飲みに行くが、偶然にも玉瑾と悪友達も同じ場所へ飲みに出かけ、葉昭と伊諾が密会していると勘違いする。
二人の邪魔をしようと現場に入りそうになった玉瑾は、二人の会話を耳にする。
伊諾は玉瑾を笑いものにしようとするが、葉昭は「素質があり、将来羽ばたくと」玉瑾を信じ、褒め称える。
二人の話をこっそり聞いた玉瑾は感激し、その場を後にする。
その夜、玉瑾は李親方を訪ね、親方が持っていた葉昭の匕首を返してもらう。
賭けの対象として匕首を李親方の作った偽物にすり替えており、葉昭は気づいていなかった。
翌日の朝、李親方の元へ向かうと、李親方が死んでおり、玉瑾が親方の死んだ時刻に口論になっていたことが判明し、玉瑾に疑いの目がかかった。