ミーユエ 王朝を照らす月 54話 天意
大王は嬴夫人を呼び詔書を渡す。
そして、公子達と妃達を呼び、太子に兄弟と仲良くし兄弟の命を奪わない事を全員の前で誓わせ、公子に分封することと太子を王とする勅書を樗里疾に読ませる。
一旦全員を下がらせた後、今際の際にミーユエを呼び大王はミーユエに看取られながら息を引き取る。
内侍の馮甲は王后に遺詔がもう一通ある疑いがあることを伝える。
それを聞いた王后は馮甲に遺詔のありかを探らせる。
穆大鑑に毒を盛り、遺詔のありかをさぐるが、穆大鑑は自害する。
穆大鑑が倒れているのを見た穆辛は、馮甲につかみかかるが、刺されてしまう。
馮甲は遺詔がミーユエか嬴夫人にあると王后に伝えると、王后はミーユエに遺詔のありかを吐かせるため、殺すと脅す。
本性を現した王后とそれに為す術も無いミーユエ。
こうなるならもっと早く始末しておけばよかったのに・・・これからミーユエに苦難が襲いかかりますね。
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