趙雲伝(ネタバレ注意)
中国三大小説で超有名な三国志に出てくる英雄の一人。
趙雲子龍を主人公にしたドラマです。
時は後漢末期。
専横を極める董卓は、皇帝が密かに趙安と李全に託した2本の宝剣、倚天剣と青釭剣を手に入れんと、常山郡に兵を送り込み、青釭剣を守ろうとした趙安(趙雲の父)は命を落とす。
趙安の息子、趙子龍<主人公>は青釭剣を持ち、真定県にいる父の弟弟子、李全を頼ることに。
そこで、趙子龍は運命の女、夏侯軽衣と恋に落ち、軽衣の許婚であり、宿命のライバルとなる高則と出会う。
李全のもとで武芸の腕を磨き、山賊の手から真定県を守り抜いて、英雄と称えられた趙雲は、国を立て直すために仕えるべき明君を求めて世に旅立つ・・・
オススメ度★★★★☆
アクションがめちゃめちゃかっこよく、見ていて「すごい!!」の連続です(笑)
普通じゃありえないような剣技と飛翔力(笑)
中国ドラマって、昔のジャッキーチェンのような香港映画とか、武則天のような静かな宮廷暗躍のイメージが強かったので、たいした事無いだろう位にしか思っていませんでしたが、コレを見て中国ドラマの認識を改めました。
日本のドラマなんかよりも面白いです。
最近の日本のドラマはちょっとつまらなすぎて、見る気が起きないのはなぜなんでしょうかね?
イマイチ迫力に欠けるとか、先の展開が読めてしまってつまらないとか、そんな感じなのでしょうか?
それとも、マンガで原作が出てるものが多いからなのでしょうかね?
趙雲伝はもちろん、かの三国志で有名な長坂坡の戦いが出てきます。
一騎で曹操軍10万の包囲を突破するシーンも出てきて見所満載です。
なんであそこでみんな同じタイミングで攻撃するのか不思議なのですが、だったら一人ぐらいタイミングずらせばすぐ捕まえられるのに・・・
と思ってしまうのは私だけかもしれません。
残念なところは、後半はちょっと予算が無いのか、編成の関係なのか段々端折って、話の展開が早くなりすぎなところですかね。
あと、後半に出てくる関羽と張飛の格好と容姿が古くさく、そこは後漢時代のせいなのか、ちょっと趙雲と微妙に格好や容姿が違うので時代が微妙に違う風に感じてしまうのは私だけでしょうかね?
この内容ならもう60話程引っ張って後半の中身をもう少し濃くして欲しかったです(笑)
そういった意味で少し残念なところがあるので★4つですが、歴史とか三国志好きなら★5つでしょうね。