羋姝の寝殿を訪れた大王は四方館の話をし、張儀を賞賛する一方、孟嬴の縁談が話題に上がるが、羋姝は大王に同意するだけで、ミーユエとの約束を反故にする。
絶食し結婚に抗議する孟嬴は、ミーユエを伴い嬴夫人のもとを訪れる。
大王の説得をお願いするも、嬴夫人は自分が魏に嫁ぎ、魏から秦へ情報を流した事実を説明し、王族の定めだと諭されてしまう。
孟嬴は結婚を受け入れる事を決意し大王へ伝え、ミーユエに出宮符を授け燕王に嫁ぐ。
同じ頃、咸陽の街中で庸芮と知り合った黄歇は、黄欠と名を偽り庸芮宅に居候することになる。
黄歇はミーユエが秦王の寵妃となったことを聞かされ驚くのだった。
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