王女未央 （ネタバレ注意）

ストーリー

群雄割拠の南北朝時代、北涼唯一の公主・馮心児は、多くの人々から寵愛され、幸せに過ごしていた。

北魏の李敏峰・叱雲南らの陰謀によって、北涼は一夜にして完全に滅亡し、北涼の公主・馮心児は父親と祖母も失い、追っ手をまくために護衛とも別れてしまう。

馮心児は追っ手から逃れる途中、北魏の李尚書府の妾腹の娘・李未央に命を助けられるが、李未央自身は追っ手に刺され死んでしまう。

馮心児はやむを得ず李未央になり済まし、尚書府に入り込むことになる。

尚書府では様々な謀略が渦巻いていた。

そんな中、太武帝の孫である高陽王の拓跋濬や太武帝の末子の南安王　拓跋余たちが、勇敢で正義感が強い李未央に惹きつけられていく。

皇子たちの争いに巻き込まれながら、仇敵の魏国の渦中で李未央として生きる馮心児は、正義感を持つ高陽王に惹かれていくが・・・

といった内容のラブ史劇です。

オススメ度★★★☆☆

歴史物が好きな方にはいいと思いますが、アクションなどがあまりないのでそういったアクションなどを見たい方は退屈すると思います。

宮中の陰謀など、ちょっと悪役系の悪知恵はホント悪に徹してひどいなぁと感心します。

気になるのは主人公の未央と高陽王の恋の行方、それに折り重なる長楽や常茹、敏徳、皇女、南安王、東平王の複雑なトライアングルどころか５重にも６重にも重なる想いの行方ですね。

最後はハッピーエンドなのか、幸せになっても長くは続かないような、なんだか寂しい終わり方ですが、５４話もあるので十分楽しめる内容だと想います。

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