秦王との結婚が決まった羋姝は、ミーユエに侍妾として共に秦へ嫁ぐことを提案する。 ミーユエは将来を誓い合った黄歇のことを考え、それを固辞する。 少司命の祭典では羋姝が舞を、その伴唱を黄歇が務めることになっていた。 ところが、羋姝は羋茵が用意した…

南后の思惑通り魏美人は鼻が曲がっていないかを気にするようになった。 そこへ魏美人の誕生祝いのおり、楚王の体臭を嫌って魏美人が鼻を隠そうとしているという南后の妄言を信じた楚王は、宴の席で魏美人が扇で鼻を隠しているのを気にし、魏美人を鼻そぎの刑…

夜光石窃盗の濡れ衣を着せられ、脚切りの刑を言い渡されたミーユエ。 黄歇と羋姝がミーユエの無実を主張するも威后は聞き入れない。 なんとかその場は南后の進言でミーユエは無罪放免となる。 そんな中、黄歇に片想いする羋茵がミーユエへの嫉妬から、ミーユ…

秦王は自分の名前入りの手拭いを羋姝に贈る。 張儀は楚王より招かれ玉女論を展開し、諸国から美女を集める命を受け、軍資金1000金を獲得。 南后はそんな張儀を買収し、楚王の前で自身を「天下一の美女」と絶賛させ、美女を集める旅を阻止する。 威后は南后が…

樗里疾は楚との姻戚関係を結ぶべく靳尚を買収。 靳尚は樗里疾の入れ知恵で、秦からの贈り物と言って南后に夜光石を贈る。 心を奪われた南后は秦と５国のはざまで公主の政略結婚に悩む楚王に策を献じる。 それは秦王に宮廷の女官を偽の羋姝公主として会わせる…

葉昭の匕首を見て、偽物作りの名人李親方が以前に殺された事件の裏には何か陰謀があるはずだと疑う玉瑾。 彼は今度こそ黒幕の正体を暴こうと、悪友たちに協力を依頼して仁宗皇帝に根回しし、巡城御史の副官に登用された張珪がさっそく調査を開始する。 そし…

紅薔の事件は陸震庭の妻の証言により、盗みを働いた紅薔が罰を恐れて自ら井戸に身を投げたということで処理されてしまう。 そして、范仲淹は養女の死を悲しむ間もなく、仁宗皇帝から三司使の財務監査を命じられる。 ところが、范仲淹が熱心に帳簿を見ていた…

都に呼び戻された玉瑾と葉昭は帰路につく。 その道中でなかなか子供ができない原因が葉昭の体の不調にあることを知った玉瑾。 彼は薬を嫌がる彼女をなだめて優しく世話を焼き始める。 やがて、都に到着した趙玉瑾は仁宗皇帝に首尾を報告するが、褒められるど…

街で葉昭の悪口を言った者たちとケンカし、妻を守らなければと奮起した玉瑾。 彼は軍職を解かれた葉昭の気持ちを慮り、これからは自分の側でゆっくり休んでほしいと彼女を慰める。 そんな時、陸震庭の家の裏庭から女性の遺体が発見され、趙玉瑾は急いで現場…

葉昭が悪徳役人の章親子を独断で成敗し、玉瑾が大商人たちの隠し持つ穀物を強引に救援物資として出させたことで、二人は多くの人の恨みを買ってしまった。 しかも、葉昭を格好の標的とした大商人たちは、女性が天下を乱すという悪い噂を流し始める。 その結…

葉昭は章有徳と章南華親子の罪を暴くとその場で処刑。 章親子に付いていた蒲補佐は葉昭を怖れ、金品を差し出し改心することに。 章有徳の妻・白氏から章有徳が呂宰相と劉太傅に賄賂を配っていたことも聞き出す。 さらに、葉昭は白氏が柳惜音のかんざしを付け…

岫水で章家の別荘に案内された玉瑾は、 章南華の「父親は清貧な役人」との口ぶりとは裏腹に身分不相応な高価なものばかり揃っていることに気づく。 そこで、知州の章有徳は悪徳役人だと見抜いた玉瑾は、章親子の裏をかこうと妓楼で調査を開始。 一方、玉瑾か…

江北と岫水の水害の救済に当たる欽差大臣に任命された玉瑾は、葉昭と一緒に生まれて初めての旅へ。 穀物商に化けて江北に向かう道中で最初の宿に到着する。 すると、そこで出会った章有徳の息子・章南華から先に岫水に来てほしいと頼まれる。 結局、江北途上…

柳惜音は雍関に戻らず岫水の仏寺・妙蓮庵を訪れ、出家しようとしていた。 だが、女好きの知州・章有徳に目をつけられてさらわれそうになり、逃げるも追い詰められて崖から落ちてしまう。 折しも岫水河は大雨で氾濫、章有徳が修繕を怠った堤防が決壊し、多く…

范仲淹が昇進制度の厳格化や縁故登用の禁止を唱える官吏制度の改革案を発表。 彼は弟・張珪にささやかな職位を望む張貴妃に便宜を図ることにも断固反対し、仁宗皇帝はしぶしぶ范仲淹に従う。 その頃、祈王は范仲淹に財産を調べられていると知って警戒を強め…

玉瑾はドタンバで科挙の問題を買うのをやめるが、突然、葉昭が役人を連れて現れる。 問題の売り手は詐欺師だった。 しかも葉昭は玉瑾たちが囮になったと嘘をついて、 すっかり気まずくなった玉瑾は彼女との仲がギクシャクしてしまう。 そんな中、柳永の指導…

葉昭が李氏の生前に仁宗皇帝に合わせた事を知った劉大尃は、葉昭を政敵とみなす。 宋では縁故採用が横行して官吏が増え、貴族の数も多くなりすぎていた。 そのため、仁宗皇帝は貴族も科挙の成績で俸禄を決めることにし、范仲淹を呼び戻して科挙の采配を任せ…

皇太后は李氏の元を訪れ、出生の秘密を隠し通すよう言い含める。 競い馬を口実に仁宗皇帝を外に連れ出した葉昭は、休憩と称して李氏の住む青苑宮に寄る。 そんな一行を李氏は涙と笑顔で迎える。 その晩、仁宗皇帝の夢枕に李氏が立ち、自分が生母だと名乗って…

郭皇后の廃后問題は呂宰相の思惑通り、范仲淹と仁宗皇帝の対立を生む。 そして、郭皇后に不信感を抱いていた仁宗皇帝は范仲淹の意見を聞き入れず、范仲淹を睦州に、郭福山を南沙諸島に左遷してしまう。 一方、先帝の妃である李氏が余命わずかとなり、劉皇太…

郭皇后は軍紀を破った甥の郭有徳が葉昭に処刑されると知って仁宗皇帝に命乞いをするが、皇帝は葉昭の味方だった。 結果、郭有徳らは斬首刑となり、郭皇后は葉昭に恨みを抱く。 その後、仁宗皇帝の親政が始まると、范仲淹が右司諌に登用される。 ところが、宮…

葉昭は惜音に幼い頃から玉瑾が好きだったと打ち明ける。 そして、雍関へと帰っていく彼女を見送ったのだった。 その後、大将軍の仕事に戻った葉昭は、新たに入隊した郭皇后の甥・郭有徳ら名家の子息たちが権力を笠に着て問題を起こしていると知る。 葉昭は軍…

葉昭が玉瑾にたぶらかされてしまったと考える惜音は、わざと部屋で自殺を図る。 慌てた葉昭は惜音を助けてそばに付き添うが、今度は惜音に嫉妬し腹を立てた玉瑾まで自殺すると騒いで葉昭の気を引こうとし、彼女は右往左往することに。 こうして 2 人の板挟み…

玉瑾と惜音の事件はあっという間に人々の噂に。 惜音はもうよその男には嫁げないと泣くが、葉昭は彼女が何か隠していることに気づく。 一方、屋敷を訪れた趙太妃は惜音のことをとても気に入って、息子に娶らせると宣言。 そこで、葉昭と玉瑾は惜音の本音を聞…

葉昭とイチャイチャしたいのに、惜音のジャマが入ることが気にくわない玉瑾。 彼はそれでも外面だけは取り繕って、街でゴロツキに絡まれた惜音を助けるが、悪友たちから彼女を側室にするのかと疑われて辟易する。 一方、葉昭は柳惜音にふさわしい結婚相手を…

偽物作りの名人が遺体で発見され、玉瑾に殺人の嫌疑がかかる。 そこで玉瑾は自ら真相を突き止めるべく捜査を始め、葉昭も協力する。 そんな中、自分が何者かに狙われているのではないかと怖くなった玉瑾は、初めて夜に葉昭の部屋を訪ねる。 その後、思いがけ…

巡城御史の職に就いた趙玉瑾は葉昭や側女たちと新居で生活を始める。 そして、初仕事で街の巡視に出かけるが、何者かに爆竹を投げつけられ馬から落ちそうになり、胡青に助けられる。 そこで趙玉瑾は彼に酒をご馳走するが、酔った胡青は思わず葉昭を慕う気持…

賭場で見事に陸震庭の鼻を明かしてやった趙玉瑾。 儲けた大金は皇太后の誕生祝と称し、朝廷へ寄付することでうまく事を収めるよう思案する。 彼は葉昭に賭けに勝てた秘密を打ち明け、ある少年に背負われていた 4 歳の自分が水に落ちた時の話をする。 その後…

嫁として趙太妃に尽くそうとするも、全てが裏目に出てしまう葉昭。 彼女は葉家軍の部下たちを集めると、姑と仲良くするための作戦を考えてくるよう命じる。 その後、葉昭は葉家軍の兵士たちのこれまでの労をねぎらおうと妓楼で祝宴を開催。 そこで大いに飲ん…

葉昭は趙太妃の言いつけ通り趙玉瑾を連れ帰る。 そして、嫌がる趙玉瑾を脅して一緒に葉家に挨拶に出かける。そんな 2 人を鎮国公（ちんこくこう）は歓迎し、趙玉瑾を"孫嫁"と呼んで可愛がる。 その後、趙玉瑾から夫の面子も立ててほしいと言われた葉昭は、嫁…

皇帝の甥・趙玉瑾（ちょうぎょくきん）は美しく端正な容姿で、男にまで言い寄られるほどの優男。 そんな彼が劉皇太后から大将軍・葉昭との結婚を命じられ、一家は大慌て。 彼女は怪物のような女性に違いないと怯える。 一方、男よりも男らしい葉昭は結婚相手…